2013.07.15 Monday
kazufumi kodama "requiem dub"
ニール・ヤングの「Tonight's The Night」とか、じゃがたらの「君と踊り明かそう日の出を見るまで」とか…
このアルバムもその中の一枚。
久しぶりに引っ張り出して無心に聴いた。
そして発売記念のライブに行ったことを思い出した。その頃は全く自己肯定することが出来ず毎日這いつくばってどうにか日々をやりすごしていた。
ひとりでライブに行く気力をどうやって絞り出したのか、今では思い出せない。
でも、あれだけファンだったのにミュートビートを見逃してたし、杖でもつきながら馳せ参じたのだろうか…
ライブの内容はもちろんすばらしかった。ステージ上にはテッシー氏と小玉のふたりだけ。
途中、飛び入りでDJクラッシュがジャケットに入っていないはだかのレコードを小脇にポロシャツ姿で颯爽と登場したっけな。
そして印象的だったのが終りに差し掛かったときの、拍手が鳴り止まぬ中での曲間のMC。
「今日は盛り上がってくれてありがとう。うれしいです。でも、この観客の中には盛り上がる元気のない、やっと立っていられるくらいのヤツだっていると思うんだ。俺はそんなヤツに届く音楽をやり続けていきたい」
ホント、感動した。
あれから13年。なにが変わってなにが変わらず、なにを失いなにを得たのか。
今でもビンビン響いてくる。
REQUIEM DUB、大切な大切な一枚、です。
- コメント
- アツい!!!
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- sirnose
- 2013.07.16 Tuesday 00:09
- 熱い?厚い?厚い!!
昨日、今日は過ごしやすかったね!明日からまた少し気温は上がるみたい!!
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- mine is clouds
- 2013.07.17 Wednesday 21:57
- いや,こういうエピソードを聞くと音楽の力というものをすごく感じてしまって。
表現者とそれを受け取る1人の人間。
それは時代も超える関係。
大きいムーブメントも大切かもなのだが、基本は1対1だと。
ライブで味わう雰囲気というか空気感の大事さが伝わります! -
- sirnose
- 2013.07.17 Wednesday 22:44
- 「音楽の力」「時代を超える関係」「基本は1対1」
ホント、そうだね。
ライブに行くと、たまに奇跡のようなことが起こります。
最近、行ってないなぁ… 今度、一緒に是非!! -
- mine is clouds
- 2013.07.18 Thursday 22:16
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