2012.11.29 Thursday
magic sam "raw blues!"
阿佐ヶ谷にあった飲み屋、GANGSTERには、ほんと、良く通ったな。うん、「通った」、っていう言葉がしっくりくる。
高校を卒業して、どうにか潜り込んだ夜間の大学にはろくすっぽ「通わず」、GANGSTERにいっては酒を飲み、浴びるようにブルースミュージックを聴いた。
ミュージシャン、役者志望のヤツ、フーテン、女子美のコ達、ただの酔っぱらい、ヒッピー。いろんなヤツが、狭い店内で語り合ったり、笑い合ったり、踊ったり、たまにケンカしたり。
ブルース・スプリングスティーンの歌詞じゃないけど、学校で習うことことより多くのことをGANGSTERで学んだ気がする。
(I learned more from a three minute record than we ever learned in school、だっけ?)
あの頃、GANGSTERで一緒に飲んだヤツ、GANGSTERで出会ったヤツ。みんなどうしてんだろうなぁ。
トモヨ、ナカヤマ、コジマ。テラちゃん、カナエ。ナカジマ、ミユキちゃん、アサクラ。ジョージ、ユカリさん。オガワ、タツロー。タッドさん。マスターのジョニー…
月並みだけど、まるで昨日のことのように、皆の顔が頭に浮かぶよ。
「おーい、みんなー、元気にしてるかーい!」
昨日の夜は月がとてもきれいでした。
なんだか、人恋しい季節に、なりました、ね。
2012.11.25 Sunday
cero "dai teiden no yoru ni"
この曲は「ナイトクルージング」へのアンサーソング、なのかな。
夜の散歩にピッタリの、希望と悲しみに溢れた、素晴らしい歌です!
皆もこの曲をダウンロードして夜の散歩をするべし、厚着して!!
p.s.ちなみに「ナイトクルージング」は日本語の曲で一番好き!
しばらく、というか、当分の間、不動でしょう。
死に際にこの曲をかけて欲しい、っていうくらい好きです!
「up and down, up and down, slow fast, slow fast, stay together。窓はあけておくんだ、いい声聞こえそうさ」
2012.11.23 Friday
brian eno "lux"
漠然とだけど、こういう音楽ってないのかなあ、と思って求めていた音楽が、実際に耳に入ってきたときの衝撃はいつになっても忘れないものです。
ロックでもなく、クラシックでもジャズでもなく、まさに本人が言っているように「家具のような」音楽。
なかでも「アポロ」と「サーズデー・アフタヌーン」が好きなのですが、19年ぶりのアンビエント作品「LUX」、素晴らしかった!
ギターやヴァイオリンの生音が印象的、でしたッ!!
2012.11.19 Monday
nikki --shimokitazawa--
引っ越しをして名前がnikkiになってもヨシグチさんのスタイルは変わらずレイドバックしてて、落ち着くんです、会ってお話をしていると。
髪を切ってもらいながらも悩みを聞いてもらったり、洋服や音楽の話をしたり、生き方について熱く語ったり…
僕にとって彼女は良きメンター、カウンセラー、スタイリスト、そして、僭越ながら友達、とも呼ばせてほしい!
そして髪を切ってる最中にもいろんな人が出入りする社交場としても機能しているんです、nikkiは。
たしかジョージクリントンの実家も美容室で、そこに集うメンバーで結成したコーラスグループ(パーラメンツ、だっけ?ト、じゃなかったような気がする)がP-Funkの始まりだった、ような。
わかる気がします、なんか。
2012.11.17 Saturday
yousei "broken woods & some prayers"
それって「水清ければ魚棲まず」みたいなことなのかな?
その昔、家具屋のショップマネージャーをやってる時に店内をいつもピカピカにしてたら、オーナーに「キレイにしすぎると、かえってお客様が入りづらくなる」って叱られたことがあるけど、それと同じこと?関係ないか(笑)!
それにしても壊れたギターをシュミレートできるエフェクター作ってくれないかなぁ、ローランドさん!
2012.11.11 Sunday
orge you asshole "homely"
まるで、ヒトとヒトとの繊細な心理描写をレゲエのビートにのせて歌ったフィッシュマンズが持っていたカッコよ過ぎる「違和感」と同じモノを感じます。
「homely」の最後をかざる「羊と人」は超私家版日本ロック殿堂入り決定!!
「羊と人」、残念ながらYouTubeになかったので、これまた素晴らしい彼らの新曲をどうぞ!