2012.12.31 Monday
thank you
今年はハードな一年だった。
まず、年初めに近隣の騒音トラブルに巻き込まれ警察沙汰になり、引っ越しを余儀なくされた。
仕事では理不尽な左遷、大幅減給。そして退職。
あと、帯状疱疹で一週間入院したり、手を骨折したり…
でもいいこともあった。
44歳で、さして能力のない僕に「うちに来ないか」と声をかけてくれたひとがいた。
この歳でひとりで音楽活動をはじめた僕を支えてくれた仲間がいた(シンちゃん、ありがとう)。
そして、稚拙なこのブログにアクセスしてくれた多くのひとがいた。
調子が悪いときほど、自分がいかに多くのひとに支えられているかを再認識します。
この場を借りて皆さんに御礼申し上げます!
ありがとうございました!!
皆さん、佳いお年をお迎えください!!
今日の画像は、元気がないときに手に取るPhishの写真集から。
一年を締めくくるのにふさわしい写真かな、と!!
来年はパーッと行きましょう!!
しばらくお休みをいただいて、年明けは4日からスタートします。
これからもmineisclouds、ならびにLake Luganoをよろしくお願いします!!
2012.12.29 Saturday
teta "fototse racines roots"
知名 定男、嘉手苅 林昌、ネーネーズ。その後、いろいろとハマりました。
ビートたけしの「ソナチネ」の後押しもあってテントを持って石垣島に行ったのもそのころっだった。若かったなぁ。見習わないと、その行動力!!
そして、喜納昌吉の「花」をカバー曲がデヴィッド・リンドレーとヘンリー・カイザーの「World Out of Time」に収録されていたのがきっかけでマダガスカルの音楽を知ったのです。
今日、紹介するのは「妖精の指をしたギタリスト」と称されるクロード・テタの新譜、「Fototse Racines Roots」、from マダガスカル。
ワールドミュージックで今年一番聴いたアルバムです!
あまりに素晴らしすぎる!!
2012.12.23 Sunday
takahashi pierre "the christmas song"
その中に聞き慣れぬアーティストの作品を見つけた。高橋ピエールのHannah Nouveau。
これが素晴らしかった!ギター一本でボサノバを演奏しているんだけど、素朴でやさしくてスマートな音が、その当時ボサノバのスノッブ感が苦手だった僕のハートを鷲掴みにしたのです。
当時、僕は隅田川沿いのマンションに一人暮らしをしていたんだけど、家人が住む近所のカフェで高橋ピエールがよくライブをしている、ということで二人で足繁く通いました。
喫茶ニコ、バーボッサ(久しく行ってないなぁ!)、今はなきハンナカフェ、青山ブックセンター。
そして、この度「The Christmas Song」というタイムリーな新譜がリリースされました。メル・トーメのカバー。24分56秒の夢心地。
皆さん、良いクリスマスを!!
2012.12.21 Friday
pardon kimura & drummers
その捉えどころのなさと奥深さと長身なところが、僕の師であるブローティガンとダブるんだよなぁ。
そのたたずまい、センスの良さ、不良っぽさ。
たしかお兄さんがDJクラッシュと同級生なんすよね。
そしてヤン富田、菊池成孔からDJクワイエットストーム、Killer Bongまで連なる人脈もスゴイ。The Slipの大傑作アルバム、「EISENHOWER」のクレジットに名前を見つけた時は驚きました!!
んでもってサーフィンしたり、クルマをいじったり。
サンレコの今月号に日本家屋を改装したプライベートスタジオが掲載されてます!これまたカッコいい!
憧れの人です!!
2012.12.17 Monday
congratulations!!
愚かでいるほうがいい
立派すぎないほうがいい
立派すぎることは
長持ちしないことだと気付いているほうがいい
完璧をめざさないほうがいい
完璧なんて不自然なことだと
うそぶいているほうがいい
二人のうちどちらかが
ふざけているほうがいい
ずっこけているほうがいい
互いに非難することがあっても
非難できる資格が自分にあったかどうか
あとで
疑わしくなるほうがいい
正しいことを言うときは
少しひかえめにするほうがいい
正しいことを言うときは
相手を傷つけやすいものだと
気付いているほうがいい
立派でありたいとか
正しくありたいとかいう
無理な緊張には
色目を使わず
ゆったり ゆたかに
光を浴びているほうがいい
健康で 風に吹かれながら
生きていることのなつかしさに
ふと 胸が熱くなる
そんな日があってもいい
そして
なぜ胸が熱くなるのか
黙っていても
二人にはわかるのであってほしい
「祝婚歌」 吉野 弘